〇 HOW TOデータ作成 ~解像度~」基本を覚えてノベルティ作りに生かす その2
2024.07.10
画像を構成している点のことを「画素」または「ピクセル」と呼びますが、これらは、
画像の最小単位のこと。
つまり、ひとつの画像というのはピクセル、画素が大量に並んで出来上がっているのです。
基本的に「解像度」とは、「デジタル化された画像や映像を構成する点の密集度」を指します。
解像度は、この「画素」「ピクセル」といった点が、ある一定の範囲内にどれだけ集積しているかを表します。
一般的には、画像の1インチ(約2.54cm)あたりに並ぶドット (dot/点) を数値化したもので、
「dpi(dots per inchの略=1インチあたりのドット数)」という単位が使われています。
たとえば「解像度100dpi」であれば、1インチに100ドット(画素・ピクセル)、「解像度1000dpi」の
場合は、1インチあたり1000ドット(画素・ピクセル)が含まれているという意味になります。
画像は通常、解像度が高ければ高い(数値が大きければ大きい)ほど、滑らかな表現が可能になり、きめ細かい印刷ができます。
一方、解像度が低くなるほど画像のシャープさは失われていきます。
前述の解像度100dpiと1000dpiを比較すると、1000dpiの方が1インチあたりのドット数(ピクセル数)が多いので、よりきれいな画像になります。
そのため画像を使う場合には、この解像度が重要になるわけです。
なお、「dpi」と同じく、解像度を表す単位として、「ppi(pixels per inchの略=1インチあたりのピクセル数)」もあります。
dpiとppiは、ほとんど同じ意味で使われますが、前者は印刷(出力)や印刷機器に、
後者はデジタルデータで扱う画像に多く用いられています。
・dpi:1インチ(2.54cm)当たりのドット数(主に印刷・印刷機など)
・ppi:1インチあたりのピクセル数(主にパソコン、カメラ、スキャナーなど)
その3に続く