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〇「特色印刷」を効果的に利用するために知っておきたい「メリット」「デメリット」

2025.07.18




特色印刷は、魅力的な販促品やノベルティ制作に欠かせない技法です。


ただ一方で、条件によってはデメリットも生じます。

特色印刷を効果的に利用するためにも、メリットとデメリットを把握しておくといいでしょう。






◇特色印刷の主なメリット





・金・銀、蛍光色、メタリックをはじめ、フルカラー印刷では表わせない、幅広い色を再現できる





・特定の色の再現性が高く、企業ロゴやキャラクターなど、CI(コーポレート・アイデンティティ)に色味を合わせやすいため、ブランディングに最適





・カラー印刷と異なり、色を重ね合わせないため、発色が良く、鮮やかで文字や線がシャープな印刷ができる。





・文字やデザインをアクセントとして強調したい、単色でインパクトを持たせたい場合に向いている





・特色一色だけでも、濃淡(版の網点の大きさを変える)を出せるので、幅広い色を表現することができる






◇特色印刷の主なデメリット





・インクを混ぜ合わせて特定の色を作るため、フルカラー印刷に比べて、時間とコストのかかるケースがある。特に特色を多く使用する場合は、費用がかさむ





・データ作成から印刷まで、フルカラーよりも工程がかかり、入稿にはノウハウが必要





・オンデマンド印刷では対応できない場合がある





・印刷物の種類によって、特色印刷を受け付けていないところがある。また特色印刷に対応していない印刷会社もあるので、確認が必要





・上質紙、マット紙、コート紙ほか、使用する紙の種類によって色の見え方が変わる(たとえば上質紙の場合、紙がインクを吸うため色が沈む傾向がある)





特色の特徴を理解し、目的に応じた色選びを行うことで、より効果的な販促品やノベルティの制作が期待できるといえます。



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☆特色印刷オーダーの流れとポイント





特色印刷は、色見本に合わせてインキを調色(調合)するため、使用するインキの作成または取り寄せに時間がかかる場合があります。




◇特色印刷をオーダーする手順





特色印刷のオーダーは、先ず印刷会社に使いたい色を伝えます。

というのも、印刷会社は、色見本に合わせてインクを調色(調合)、取り寄せ等をするため、通常の印刷より、時間のかかる場合があるからです。


※印刷会社によっては対応していない色もあるので、サイトを確認したり、事前に問い合わせした方が良いです。



特色インクを作成してもらうには、いくつかの方法があります。その際に、あると便利なツールが「色見本帳」です。これは特色やカラー印刷の色指定をする際に用いられ、国内外さまざまなインクメーカーから販売されています。





「色見本帳」の各特色には、アルファベットや数字などを組み合わせた、メーカー固有の「色番号(色票番号)」番号があります。これを印刷会社に伝えることで、販促品やノベルティの色を細かく指定できるわけです。





色番号には「カラーチップ」を添えておくと、間違いが起こりにくくなります。カラーチップとは、それぞれの色が印刷された紙片やプラスチック片のことで、指定色を確認するために使われます。色見本帳とカラーチップを利用すると、デザインの意図が正確に伝わり、希望のアイテム完成に役立ちます。



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●色見本帳(カラーガイド)の種類





印刷会社で主に使われている色見本帳(カラーチップを含む)は、下記のようなメーカーから発行されています。





DICカラーガイド



日本を代表する総合化学メーカーであり、印刷用インクの分野で高いシェアを誇る「DIC株式会社(旧:大日本インキ化学工業)」の色見本帳。DICのみを取り扱っているという印刷会社も少なくない。



DICカラーガイド」「DICカラーガイドPARTⅡ」等、すべてのカラーガイドを合わせると収録色は2000色を超。そのほかに、「日本の伝統色」「フランスの伝統色」「中国の伝統色」がある。なお、DICカラーガイドは海外でも使われている


※弊社では、DICのみ対応しております。また、伝統色などのシリーズは取り扱いがございませんのでご了承ください。






PANTONE(パントン。パントーンとも呼ばれる)



PANTONE社」はアメリカ合衆国のグラフィック関連企業で、世界共通のカラーガイドを提供。同社が開発した色の標準化システム「パントン・マッチング・システム(Pantone Matching System、略称 PMS)」は、各種デザイン、ファッション、インテリア、広告、印刷など、幅広い製品や業界で使用されている。





・デジタル版TOYOCOLOR FINDER



1908年、日本で最初のインキ色見本帳を作った東洋インキ株式会社が、1964年に



発表した「COLOR FINDER」シリーズをデジタル化。また、長年培ってきた色に関する様ざまなノウハウを活かし、印刷会社・デザイナー等に向けた独自のカラーソリューションコンセプト「Lioatlas(リオアトラス)」も提案している

なお、色見本帳(カラーガイド)には、たとえば上記の「TOYOCOLOR FINDER」、DICの「DICデジタルカラーガイド」ほか、パソコンやタブレット、スマートフォン上で確認できるものもあります。
しかし、モニターに再現された色は、正確なものではありません。




そのため、色見本帳をパソコン等でしか見られない場合は、希望する色をプリントアウトし、印刷会社に添付することをおすすめします。


※そういった対応を行っていない印刷所もありますので、事前にお問い合わせすることをおすすめいたします。
 特に印刷通販は対応していないことが多いです。






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